青い鳥探しinメルボルン


オーストラリア、メルボルンでの私の幸せの青い鳥探し日記。クラフト&ファッションを中心に日常で起こったHappyな事を書き留めます。
by shiawasebird
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ちょっと寄り道。コットンの話。

Sustainable Fashion Foramのパネラーさんのお話を書こうと思っていましたが、
その前にちょっと寄り道。

コットン(綿)のお話です。

コットン布はご存知、綿の花から取れた繊維を糸にし、それを生地にした物。
その吸収性や着心地の良さでたくさんの衣料品に使われています。

しわ防止や、速乾性を高めるため、もしくは伸びを与えるためにポリエステルなどと混ぜ合わせて布になっている場合も多いです。世界で生産される生地の約80%がコットン・ポリエステルだそうです。

コットンと言えばTシャツが有名ですよね。
今日では比較的安価で売られていて990円のデザインの良いものなんかも簡単に手に入ります。

真っ白な天然素材のTシャツ。とってもさわやかでピュアなイメージです。

でも、そんなイメージのコットン。実は色々な問題が隠されているのですよ、、、。

コットンは生産過程でたくさんの水、農薬を必要とします。

1枚のTシャツを作るのに必要な水はなんと2000リットル。

コットン農家によって使用される農薬は、世界中で使われる農薬量の約25%を占めるそうです。
これってかなりの量ですよね。
何種類もの農薬が使われますが、植物に吸収されずに、土に吸収されてしまう物も多いそうです。

中国やインドなどで作られる綿花。
農家の人々に、農薬の害などが知られておらず、
年間、約20、000人の人々がその被害に遭い亡くなっていると推測されています。


こんなにいっぱい問題があると、綿製品を買うのを少しためらってしまいますが、私たちにはオーガニックコットンというチョイスがあります。
オーガニックコットンは3年間農薬がまったく使われていない土地で育ったコットン。
その中には品種改良され、もう花自体に色がついているものもあるそうですよ。
やさしい、茶系のグリーンだったりピンクだったりします。
染料や漂白剤で水を汚すことも無く、地球に優しいですよね。


私が今着ているのは、オーガニックでないコットンTシャツ。
上記の事実を知らなかった時に買ってしまったものです。
この1枚で地球が汚され、農家の方が被害にあったかもしれないと思うと、心は複雑です。
私が今から出来ることはこのTシャツを有意義に使うこと。
ぼろぼろになって、さらには雑巾になるまで使い倒そうと思います。
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by shiawasebird | 2010-02-26 15:00 | Craft&Fashion

Fashion とエコ。そのジレンマ1。

今年もメルボルンではSustainable Festivalと呼ばれるエコフェスティバルが行われています。

毎年、ファッション系のイベントをなぜか見逃してしまう私、、、。
でも今年はきちんと見てきましたよー。

本日行われたSutaining Fashin Forumはメルボルンを代表する5人のパネラーさん達がエコとファッションの関係やその可能性についてディベイトするという内容でした。

ざっと紹介すると
Comeron (Fairtrade)
Emer (Ethical Clothing Australia)
Tiffany (Project233 Designer)
Sue (RMIT Fashion)
Grace (The Social Studio)

ホストはThe Closing ExchangeのKate。

2時間ほどのフォーラムだったので今日は気になったことを書こうと思います。

皆さんはEcoでEthicalな服って何だと思いますか?

オーガニックの繊維から取れた生地で作ったもの?
きちんと生産者に正当なお給料が支払われているもの?
消費者の居る国で作られたもの?

もちろん上記の条件で作られた服はEcoだったりEthicalな服です。

でも、その服が毎回、着用された後ドライクリーニングに出されたら、、、。
その服を着ることによって、ケミカルがたっぷり使われ、結果Ecoでは無くなってしまうんです。

マイレージを考慮したMade in Australiaの服もタンブルドライヤーで乾かされてしまえば、せっかくの考慮も元の木阿弥。

素材の違いの面で言えば、人工の素材で作られた洗濯機で簡単に洗えるポリエステルと自然素材のドライクリーニングに出さなければいけないシルクどちらを選ぶのがいいのか?

たとえお給料が正当に払われていたとしても、体に害のあるインクの近くで働かされていたらそれはEthical?

Ecoを語るとき「服」は食べ物の様にシンプルには行きません。

服の一部である、糸、生地、ボタンさらにはプリントのインクがどのように作られ使われているのか。相当細かいところまで突き詰めて行かないと真実は分からないのです。
さらには、
どの移動手段が使われるのか?店自体が出すCO2の地球へのインパクトは?
消費者はどのくらいの期間でその服を着るのか?どうやって洗うのか?どうやって乾かすのか?使命を終えた服たちは何処に行くのか?などなども考える必要があります。

じゃあ、どうしたらEcoフレンドリーな消費者になれるの?

これは私個人の意見ですが、古着屋やリサイクルショップで自分のお気に入りの1枚を買ってその1枚を大事に長く着るのが一番いいのではないかと思います。捨てられた服もそれで救済されます。

パネラーの方々も言っていましたが、新しい服を買うときも、とにかく流行に惑わされずに自分の気に入ったものを買うこと。本当に気に入った服なら長く着ることが出来のでその結果、服がごみにならず無駄な生産が抑えられるのです。

そして出来るだけ、水洗い、お日様の日で乾かすこと。

デザインに飽きてしまったら、リメイクするのも良いですよ。

とにかく自分の出来る範囲から少しずつ始めてみてください。

次回はパネラーの皆さんの活動とお店の紹介について書きたいと思います。
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by shiawasebird | 2010-02-19 21:43 | Craft&Fashion