青い鳥探しinメルボルン


オーストラリア、メルボルンでの私の幸せの青い鳥探し日記。クラフト&ファッションを中心に日常で起こったHappyな事を書き留めます。
by shiawasebird
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Jiro dreams of sushi

雑誌 Smith journal でペアチケットが当たったので見て来ました。銀座にある寿司屋次郎のドキュメンタリー。

オーストラリアではシネマNovaのみでの公開の様であと数週間しか上映されないようです。
仕事柄もあって「Craftsmanship」匠の技的なものに惹かれています。文化が発達するに連れ物が簡単に作れるようになり大量生産が可能になりました。その反面質は衰えるばかり。質の良い物を作ると長持ちするので、客が物を頻繁に買い換えなくなる=企業の利益が減る。ファーストフード、ファーストファッションも又然り。

だからこそ、質の良い物を創れる人、それを便利な機械の力を借りずに昔からの伝統的なやり方でできる人を凄く尊敬します。もう少し若いときにこの考えを持っていたら京都で染の弟子入りをしていたかった!

この映画を見る前、絶対日本に帰ったら次郎に寿司食べに行く!と決意していたのですが、観て10分足らずでその夢撃沈、、、。次郎の寿司は1ヶ月の予約待ち(映画上映前でなので今は半年待ちぐらいでしょうか?汗) お任せコースしかなく30000円かららしいです。たっけぇー!

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でも生きるレジェンド次郎さんに目の前で握ってもらえるのならそれぐらい出しても良いような、、、。でも行の航空券と一緒の値段だし、、、。

寿司が食べたくてしょうがなくなってしまいそう。ってドキドキしていたんですが不思議とそれがなかったです。何故かって? それは次郎さんの寿司が芸術に値するぐらい美しく、オーストラリアでは食べれないのがわかってるから潔く諦められたからです。映画終わったら寿司食べに日本食レストラン行こう。って計画してたんですが、逆に行きたくなくなりました。うーん、例えればせんべいが食べたいのにクッキーしか無いような。両方ともおやつにはなるけど全く別物みたいな。次郎の寿司はその辺のこだわりも情熱もなく握られた寿司とはまったく別物だから、次郎の寿司じゃないなら食べなくてもいいと思ってしまいました。恐るべし。

最後の方には大きい寿司チェーンとかが小さめのマグロとかも買ってしまうので、最近は良い商品が市場に出回らなくなってしまったと言う興味深い言葉も。環境汚染などによって生態系も崩れていて穴子や貝類なんかも手に入りづらくなっているらしいです。

次郎さん言葉遣いが悪く私の祖母を思い出し親しみを持ってしまいました。「こんなアホな親に育てられたら子供もバカになるにきまってらー。まったくしょがねーよ。」みたいな感じで江戸っ子です。

短めのドキュメンタリーですが機会が有ったらみてみて下さい。日本人だったら楽しめると思います。ちなみに一緒に行ったsは途中から寝出しました。(日本人の友達と行けば良かった。勿体無い!)。
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# by Shiawasebird | 2012-04-15 23:06 | Food